2015年1月9日金曜日

教授の退任記念パーティー

今日は昨日に引き続いての外出。

体調は良くなったのでそれ自身はよかったんですが、呑み過ぎには注意です。w
名古屋の金山にあるANAクラウンプラザホテル・グランコートというやたら名前の長いホテルでした。あとで他の人達に名前を言った所、名古屋の人だったら結構その名前は知られているようですが、私は知りませんでした。
ANA系列のホテルというのは成田の傍のものもそうだったように、リストラの一環として売られたり名前が変わって経営というようなものが多かったので、こういったものが未だある名古屋というのは、ANAにとってもまだ系列の中に持っておいても利益の充分に出てくる優良物件の一つなんでしょうね。

さて会合は私が名古屋大学で大学院卒業後のポスドク家業の第一歩を踏み出し、アメリカに行く直前に一年半ほどをすごしたときにちょうど名大で教授としてのキャリアを築き始められた先生の退任記念だったのですが、就任からあっと言う間に二十年経ったのだなというのが不思議な感じでした。(独立行政法人となってからは体感とは言わず退任というようですね。)

受付のエリア周辺には本当に懐かしい顔が続々と集まってきて思わず立ち話が長くなってしまいました。当時秘書だった女の子達も今では立派に家庭を築いて育児に大忙しの日々を送っていたり、学生さん達も今では立派なドクターになっていたりと、自分がおっさんになった理由が良く分かる現象をあちこちで確認させられました。w

日本中、世界中から集まってきた連中はオッサン連中はほとんどが教授か准教授、医療の道に戻った連中もXX部長とか副院長とかいう肩書ばっかりの人間ばっかりで、未だに良い意味で我儘な人生を謳歌しているようでした。
会合では数多くのスライドで我々の過去や私が居なくなった後のラボの発展の様子も次々に音楽とともに映しだされましたが、そこに居合わせたオッサン連中は、まるで昨日の事のようにその写真の中の若かった(幼かった?)ころの自分達の想い出を語り合ったのでした。そしてそれは直ぐ傍にあった二次会の場所でも同じ・・・。

徒手空拳だった頃に知り合った人間どうしの絆は死ぬまで切れないものだということを痛感した一晩でした。

今の自分の基礎を作ってくれたのはいろんな意味でこの先生と、この教室に居た連中だったのだなと改めて確認した素敵な夜でした。

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