2014年8月18日月曜日

アメリカ娘と俺の母ちゃん

今日は田舎の両親が名古屋へやってきて5日が経ちいよいよ田舎へ送り返す日です。

本当は昨日の夜は名古屋の東山動物園で行われるこの夏最後のNight Zooに下の娘がお婆ちゃんと一緒に行きたがっていたのですが、雨模様の天気予報だったので断念して近所の「南風」に連れて行って美味しいご飯を食べさせることにしました。

南風は前にもこのブログに書いたように何を食べても美味しいところですので、私としても安心して家族にいろいろな単品を注文して振る舞えます。両親も娘達も美味しい美味しいと言いながら次々に皿を空けてくれましたが、下の娘は唯一「馬刺し」が食べきれませんでした。
やっぱりアメリカ生まれかつペット好き、動物好きの娘にとっては馬を食べるということには大きな心理的な抵抗があるようで「美味しそうなのは判るけど、、、」といったっきり、その馬刺しには箸をつけませんでした。
それを横から「それでは!」とばかりにジジババが、、、。w

実は下の娘は食事の後も私の母親にこっそりと「ナイト・ズーに行きたかったよ〜」とブツブツ言っていたらしいのですが、まあ気持ちは解ります。まあ、いつかまた日本に来た時の夏休みにでもナイト・ズーは有るでしょうからその時にでも経験していただきましょう。
あれもこれも全てが叶えられるわけではないのはどんな行事でも共通ですからね。何回も小分けにして経験してもらうのがいいと思います。彼女にとってお婆ちゃんと訪れるのが大切な事のようですから、お婆ちゃんには元気で居てもらわないといけないということですかね!

取り敢えずこれが昨日の夜の事だったのですが、歩きながら帰る時に楽しそうに話している下の娘と婆ちゃん(私の母)を見ていると、この二人はなんか似たところが多いな〜と感じました。住む場所と時代は違っても隠し切れない隔世遺伝というやつですかね。w

そして夜が明けて今日は昼のバスに両親を乗せるためタクシーを予約しての藤が丘駅までの見送りでした。
バスが到着してお金を渡して乗り込んでもらい、帰れと笑いながら手を振る両親を無視して両親が座った座席側がある道向かいのブロック塀のところに座り込んでバスの出発を待つこと五分。

ガラス窓の向こうで私の方を指さしながら子供のように笑っている母ちゃんを見ていると何だか複雑な気持ちになりました。俺は今回も満足に親孝行できんかったんじゃないかな、、、と。

バカ息子 幾つになってもバカのまま

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2 件のコメント:

CHICHI さんのコメント...

東山のNight Zoo
私も行ってみたい一つであり、
友達親子のお気に入りでもあります

昨日からのご両親のお話、
私もお盆休みに父や舅姑に会って来ましたからいろいろ考えさせられました

Copyのくだりは、
ここ数年、妹と私の価値観が似てくることに親のCopyを感じていました
取りも直さず、親からの影響が如何に強いかと思わされます

舅は、軽度のパーキンソンを発症しており、体が思うように動きません
暑い夏、姑と二人の生活では食も進まなかったようですが
息子や娘の家族と一緒の食卓では、
昔のように表情豊かではありませんが、
穏やかな表情で食欲旺盛でした

一人暮らしの実父からは、このお盆初めて「いつ来るんだ」と電話がありました
去年は「○日に行くから」の私の電話に対して「来なくていい」の返事でしたから、
父の老いを感じ、少し寂しい気持ちになりました

small G さんのコメント...

CHICHIさん、

本当にこの「親譲り」っていうのは何なんでしょうね。
いろんな因子の組み合わせだというのは当然理解できるんですが、嫌な所、良い所、、、身近にいるだけにそれがよく見えて両親の中にそれをみるのが嫌なのかもしれません。(当然自分もそういう部分があるのを感じてしまうから、、、)

老いていく親との対話と今後の対応、近未来の喫緊のテーマだと思います。