2013年5月5日日曜日

アメリカの葬儀・バプティスト

今日は生まれて初めてアメリカで葬儀に参加して来ました。
11時からの開始ということだったので30分前に到着してバプティスト・チャーチに入りました。バプティストであることはバージニア以南では極めて普通で、多くのクリスチャンはバプティストです。下にその分布図がありますが、要するにバージニア以南の「田舎」では極それが標準というわけです。
さて、式の進行はどうだったか記憶するためにそれをスキャンして下に貼ってみました。無論亡くなられた方の御名前や誕生日は消してあります。
式には多くの方が集い400人以上の方々がやって来ましたが、その中で非白人はアジア人男性の私が一人、そして黒人女性が一人というものでした。残りは全員が白人でしたが、全く普段着のような格好で来る人達も結構沢山いました。
牧師の話、教会メンバーによる独唱などがあった後、故人の妹によるユーモアたっぷりの故人の思い出話をしてくれました。見ていて「なるほどこういう感じで進行するんだな」というのがよくわかりました。最後にはもう一度だけ牧師の説教があったのですが、これが長い上に紋切り型のしょうもない説教で、その前にあった妹さんによる素敵なお話の感動を潰しそうになりましたね。
式全体が終わった後は、別室に移って故人の家族、親族に会い、皆が順々にハグをして思い出や言葉を短く交わしていました。
そこには教会のメンバーたちが準備した大量の食べ物や飲み物が有りその横には故人の生前の写真なども飾ってありました。故人とご主人は高校で初めて出会って以来39年間もの間、素晴らしい夫婦としての繋がりを持ち続けたわけです。
憎むべきは乳癌。早く治療法が見つかる「べき」だと強く思います。
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