2013年3月30日土曜日

この痛々しさときたら、、、

選挙制度改革は必要ですね。千葉の皆さん、こんなのを国政に送り込んだ事を猛省して下さい。w
先日の予算委員会での民主党小西洋之の質疑。問題の部分は10分過ぎたあたりからですね。
ちびまる子ちゃんに出てくる学級委員の丸尾君レベル。本当にこんな人間が選挙で選ばれたんだから、やっぱりシステムに大きな何らかの欠陥があるとしか私には思えません。w
毎日毎日、多額のお金がかかっている国会の論戦で、国家の大切な予算委員会をクイズ番組にしたこのバカ男の顔には所謂「ドヤ顔」、得意満面になって憲法の条文番号と内容の一致を問い続けるこの男に、予算委員会での貴重な時間を使って国家の大局観と進路を首相に問う等という考えは欠片も無さそうです。
こんなもん今時ネットを開けばグーグルが一発で詳細に答えてくれるようなどうでも良い瑣末な「知識」であって、逆にそれが答えられたからといって何かが変わるものでもない瑣末なことです。この場で必要なのは人間の「意見と思考」であって、求められるのは国家の進路に関する大局観の論争です。
本を開けば載っているようなことをさも「わが計略にまんまと、、、」という感じでニヤニヤと口角を上げて国家の首相を指差し続けるさまはバカ蓮舫そっくりです。この手の労働団体から支援を受けてる左翼達っていうのは、以前、国会で漢字検定を得意満面でやっていたバカと同じで人生において学校で教師に教わったこと以上の何物をも学んでいないんでしょうね。
学歴はというと、徳島医学部中退>東大教養>コロンビアということで、それなりのロンダリングを経てはいるようですが、これじゃあコロンビアの名が泣くわいな、、、。東大っていうとこは次から次へと使えない連中を国会に送り込んでる責任をとれとと心の底から言いたいですね~。多くの人にとっては灯台東大という「箔」が付いているだけ、ヘイロウ効果があるだけ質が悪いです。(笑)
この男にとっては習ったことを記憶することが価値を持つ基準の全てという悲しい世界観。どんな学歴があろうが馬鹿は馬鹿、自分で考えるという作業を怠ってしまうとこうなるという、最も日本的な(アジア的といったほうが良いかも)今時の世界では最も役に立たない名前だけのエリートと言っては言いすぎでしょうか。
知っていることを如何に組み合わせ、それを有機的に使いこなせるのか、あらゆる局面でその知識を自分の知恵と結びつけてどう困難と渡り合うのか、将棋も囲碁もどんなゲームでも、ルールを知っているだけでは全く勝てません。それはコンピューターの将棋でも囲碁でもチェスでも同じです。そこには思考と経験というものが人の手で加えられないと、名人の前では赤子の手をひねるように負けるのです。最近でこそコンピューターが強くなって人を破るようになってきたのはあくまでも、人の思考の結果たる過去の試合や経験をプログラマが必死で解析してありとあらゆる方法でデータベースとして活用しているからこそですし、、、。
少し話は飛んでしまいましたが、まあ、とにかく見ていてこっちが恥ずかしくて見ていられないほど痛々しい質問?ですが、途中で民主党の人間もそれを止めに入らないという時点で、同じ穴のムジナ、そして同じ思考力だという残念な結果です。
小西君、質問途中で「声(こえ)高に云々」と首相を非難してますが、正しい用法はこ「」だかですから。残念!東京大学教養学部!教養身につけなきゃね。w
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嫁さんの誕生日

今日は嫁さんのXX回目の誕生日(二桁の最小の素数の4倍w)。
何はともあれこれで再び私と彼女は3歳差に戻ったわけで、私の次の誕生日までは数学的不動の事実です。(笑)今回の誕生祝いは彼女自身のリクエストでバッフェへ。何とも家族サービスを考えた選択ですが、子供のことを考えてこういう選択をするというのが「日本のお母さん」たる所以でしょうか。
リッチモンドのWest Broadにあるバッフェまで行って皆でいろいろと美味しそうなものを手にとっては口に運んでいました。やっぱり美味しいものを食べるのは人間の大切かつ大きな喜びですよね。
嫁さんと一緒になってもう20年以上経ちましたが、いろいろあってもやっぱり夫婦であることは生きる上で本当に大切な支えになっています。(嫁さんはどうか知りませんがw)
まあ、歳とったら濡れ落ち葉族になってもエエか?と聞いたら、エエよ~!という明るい返事をもらっていますが、そういう歳になったらできるだけ嫁さんと一緒にキッチンに立って仕事をし、家の雑事も今以上にこなそうと思ってます。(捨てられる前に!w)
これからも家族皆が健康で、元気な誕生日を何度も何度も迎えて共白髪を目指したいものです。
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2013年3月28日木曜日

イースター近づく・せんぐ撒き

イースター今年も近づいて来ました。
一説ではクリスチャンにとってはクリスマスよりもよっぽど大切な行事とか。まあ自分の宗教における教祖様?の復活を祝うものなんだそうで、そりゃそうだ!となりますが、例によって大元はユダヤのお祭りパスオーバー(過ぎ越しの祭り)で、それにゲルマンの春の訪れを祝うお祭りの言葉が変容してイースターになったとかいうような説明が書いてありますが、この手の宗教のお祭りはよく考えたら、宗教の元々の意味もですけど、当時の土着の百姓達がみんなで集まって過ごす楽しい娯楽行事の一つでもあったんだろうななんて、私自身は思ったりもします。
特に若者達にとってはこういう年中行事での村全体の集まりが結局結婚の相手を決めるきっかけになったり、領地内の普段は顔を合わせないような男女間の仲を取り持ったりなんていうロマンスの元種になったんだろうかなんてことをちょこっと考えたりもします。
復活というイメージにかけてのことだと思うんですけど、卵を隠してはそれを子供達に探させるエッグハントなんかもよく近所でやってるみたいですし、どこのドラッグストアに行っても中の空になったプラスチック製のたまご型容器売ってます。それにお菓子入れて隠していくんですが、昔の日本で言う餅まきに近い喜びが有るような気がします。
この「餅まき」なんですけど、私の住んでた田舎では「せんぐまき」と呼んでおりまして、今の今までこれがどうやら宮崎(近辺?)限定の呼び方らしいことを知りませんでした。w
この饌(銭)具(供)撒き(どういう漢字を充てるのかいまいちはっきりしません)、子供の頃学校帰りなんかに極希に出くわしてたんですが、いまどきの子供は経験したことは勿論見たことがない子も多いんじゃないかな~、なんて思ってしまうんですけど未だ結構上棟式なんかではやってるんでしょうかね。お餅やお菓子だけじゃなくて、文字通り小銭が中に入っていて、お小遣いというものを当時もらっていなかった私には結構ドキドキするくらいの「小銭」だったりしました。(笑)
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海外の日本人研究者のネットワーキング

この前のJSPS(学振)ワシントンオフィスでのポスドク、PI等の会合以来色々と関係者間でメールがやり取りされています。
全米に散らばる日本人が所属、もしくは主催するラボの入った各大学、研究機関の相互交流や将来的な互助も視野に入れた活動を目指しているネットワークの基盤作りが今回のテーマ。どのように最初のセットアップするかが結構大きく将来の動きに影響を及ぼすと思われますので、この点を揺るがせにはできません。
特に、ポスドクの将来の働き口を探す活動の援助、研究者間でのグラント獲得戦略の練り込みも大切ですし、日本ではなくアメリカでもそのキャリアを構築していこうとするPI達のラボ間の情報交換と内情の提供も中国人やインド人の口コミネットワークに比べればまだまだ実にお粗末なものです。
科学の方法論と展開で実力があっても、英語のハンディとその図々しさの少ないキャラクタ、そして得られる就職先、ポスドク応募先情報の欠如のために大きなハンディを負ってしまうのであれば、それは日本人の科学者達、及び日本にとっても大いなる損失と言わざるを得ないと思うのです。
物凄く飛び抜けた才能で荒野を切り拓くが如き稀有な人物も間違いなく存在するには存在するのでしょうが、整数論の研究者に見られるような紙と鉛筆、そしてその人物を育ててくれる超一流のお師匠さんの存在だけではバイオ関係の研究はナカナカ前進するものではありません。
場所、人、設備、情報のすべてが揃った上で、知性と意志と運を持った人だけが特別に高い所に辿り着けるのがこの世界。その世界に若い人を誘うにはそのトップを知った人達の存在も重要ですし、そういったところとは残念ながら繋がっていない僕のような大凡人も多分色んな意味で役には立てると思います。w
結局は何らかの世界を拡げて構成しようと思えば、どうしても裾野の広がりというものが大切ですから、自分がどのポジションに居ようとも、それなりの年齢と責任を自覚してくる歳になれば、必然的に若い人たちに新たな道を紹介していくことも酸いも甘いも知ったオッサンの大切な仕事だと強く思います。
今後の横の繋がりの強化の過程でどのような新たなアイデアが出てくるのか、そしてそれがどのような形で具現化されていくのか、最初は荒く、そして最後には綿密なプランを伴って、他の研究者達とステップワイズなやり方を突き詰めていけたらと思います。
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2013年3月27日水曜日

NIH予算とsequestration

昨日の続きになってしまいますが、NIHが政府機関として「外部に」出してくれる予算に関しては、多くの解説が出ています。その中で近年キーワードになっているのがsequestrationという言葉です。
もともとこの言葉は我々研究者にとっては細胞表面に分布する受容体が何らかの刺激を受けた時に細胞表面から細胞膜内へ引っ込む時の様子を想像する時に使っていた言葉と認識していたのですが、もともとは隔離とか分離とか財産の仮差し押えなんかという意味でも使います。
しかし、今回の連邦全体の予算カットに引きずられる形で、当然のごとく科学の予算も!と、オートマチックに削ってきたのでした。
以下に、最新のNIH extramural researchのdeputy directorからのコメントがあります。


NIH Operations Under the Sequester Posted on March 4, 2013 by Sally Rockey

This morning I sent a letter to the signing officials at NIH-funded institutions about thesequestration order signed by the President on Friday. We have posted the letter on theOffice of Extramural Research website and I am copying it here for your information.
As we noted in the recent Guide Notice, NIH institutes and centers (ICs) will announce their respective approaches to meeting the new budget level at a later date. Links to these announcements will be available on the NIH extramural financial operations page. I will keep you informed as events progress.

Dear NIH Signing Official,
As you are likely aware, in accordance with the Budget Control Act of 2011, a series of spending cuts, called sequestration, will cancel approximately $85 billion in budgetary resources across the Federal government for the remainder of the Federal fiscal year.  As a partner with you in accomplishing the NIH mission, we are writing to provide you with information about what this reduction means for the funds provided to your organization.
At this time, the Department of Health and Human Services and NIH are taking every step to mitigate the effects of these cuts, but based on our initial analysis, it is possible that your grants or cooperative agreement awards may be affected.  Examples of this impact could include: not issuing continuation awards, or negotiating a reduction in the scope of your awards to meet the constraints imposed by sequestration.  Additionally, plans for new grants or cooperative agreements may be re-scoped, delayed, or canceled depending on the nature of the work and the availability of resources.
To the extent that fiscal year 2013 funds for your grants or cooperative agreement are affected due to these budget cuts, you will be contacted by the appropriate Grant Management Officer with additional details at a later point.  Please note that these budget cuts do not affect grant or cooperative agreement awards made with fiscal year 2012 resources.
Thank you for your continued partnership with the Department of Health and Human Services and NIH, and for your cooperation as we work together to manage these circumstances.

Sally Rockey, Ph.D.
Deputy Director for Extramural Research
National Institutes of Health

まあ、要するにあんた方が何と言おうと、2013年のこの一律の予算カットの洗礼からは逃れられんよ!と言うことなんですね。NIHに対しては我々純粋なアカデミックに居る研究者だけでなく、カンパニーその他のレベルの民間研究団体等も大小いろいろと絡まってNIHの予算で仕事を与えられたり、研究に使ったりしていますから、これらのコーポレートも軒並みやられるでしょうし、小さな民間団体の研究施設やグループで、この政府予算に依拠していたところはそれこそ解散を余儀なくされるようなところも出てくることでしょう。
これで生き残っていくのはそれこそ、ノアの箱舟(笑)に乗るしか無いわけでして、そんな船が自分の身近に見えるのかといえば、、、そんな槌音は全く聞こえて来ません。
実際に数字でみてみると、2012年のNIHの予算$30.7 billionなのですが、この5.1%である$11.6 billion(日本円で約一兆円!)が自動的にblow outするわけです。ここで問題なのは、NIHの予算においてその金額の75%が実は人件費としてサラリーに組み込まれているという事実で、これによる技術員等の雇用の減少その他はかなり深刻な荒波としてアメリカの科学界全体に大きな影響をおよぼすものと思われます。
5.1%の減少というのは少ないように思えるかもしれませんが、巨大な国家予算の一部の5.1%ですから、、、。
しかし、しかしです!
この話も、時系列でみてみると、それを冷静に批判する人達もいるわけでして、これまでの水ぶくれした非効率化した予算の使い方を考え直す良い機会ではないかと捉える見方も当然あるわけです。それが、ここに書いてある記事でして、なるほど小さな政府を考える人達というのは財政の効率で科学を見るのだなと、よく判る内容になってる気がします。
しかし、雇用と人員の確保という意味では、この手の予算カットがアメリカの「科学の将来」に及ぼす影響がどうなるかという事を考えると、余り明るい未来はないのかな、、、という思いが強いですね。あくまで個人的な感想ですが、、、。
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2013年3月25日月曜日

NIHグラントの厳しい先行き

NIHのグラントの干上がり具合が自分だけでなく、周りのドクター達からも呻吟する声として聞こえてきます。一昔前だったら、R01でさえ何とトップ30%前後であればお金が貰えたという時代はもう夢物語のレベルで、最近は10%でも???かもしれないという感じです。
こんな感じで毎年毎年きつくなってるんですが、このような状況で本当に多くの研究者が青息吐息で研究を続けています。それは大ボスも小者もほぼ差は無いような状況でして、お金があっても今後の研究の接続が上手くいくのかどうか、そしてお金が無い人はどこからお金を掻き集めてくるのか、イントラ・エクストラどちらのグラントにも関係なく、取り敢えずブリッジング(繋ぎ)で文字通り生き延びる、生き残る事に精一杯です。
私が聞いた最も悲惨な例は(まあ限がないのですが)自らの身銭を切って(グラントからでは無く)研究用の試薬などを買っているという話でした。最終的には、夫である研究者の陰ながらの援助もあって何とか次のブリッジに持ち込めたらしいのですが、彼女は既にリタイア後のことを夫と始めていて、このブリッジ後の研究に関してはあまりもう夢を持たないようにしているようです。
さて、研究者の方の中にはこのサイトの事をよく知っている方もいるのかもしれませんが、あまり同業の研究者のサイトなどはクリックする方でない私の目にもこの文章は結構面白く映りました
同業者っていうのは、やっぱ内情というのを共通の感覚で見てるんだなと思わずニンマリとしてしまった次第です。
この文章は現在から未来までを時系列で大まかに示してますが、こうやって未来予想をみてみると、既にかなり先の部分のことが既にこの2013年の段階で、現実に流れ込んできてるなって本当に感じますね、、、。現実が完全にこの予想の行き着く先にたどり着いてしまうとすれば悲惨なことですが、実際にその悲惨なことが現実に起こっているのを見ると、やるせないです。
ただ、この方の見る研究の世界は日本のことなのか、それとも世界の潮流一般のことなのか。私にとっては「周りの現実」というのは少なくともここに書かれていることに関してはアメリカではかなり真実に近いトレンドだなと思っています。残念ですが!
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娘が大学へ戻る・突然の大雪

二週間弱の娘の春休みも終わり大学へと戻っていった。
今回もアムトラックの駅まで嫁さんと三人で行ってドロップし、しばしのお別れ、、、とは言ってもたったの8週間でセカンド・セメスターの試験も終了し、夏季休暇に入るとのことですので、次に会うのもあっという間ですね。
娘との別れでまた、娘と嫁さんが涙を流していましたが、、、何だか良く泣く人たちです。w アムトラックが走り去った後、ラボに行ってバイラスを細胞に感染させて次の実験の仕込みをしました。それが終わった後近くのアジアンマーケットへ急いで行きました。というのも、天気予報で何故か雪がこの時期に降ることが報じられておりまして、実際にスマホで確認するとレーダーでは分厚い雲がリッチモンドに急接近してきているのが確認できたからです。
案の定、家についてしばらくしたらアッという間に雪がちらほらしだして、それから2時間も経たないうちに牡丹雪がドコドコ降り積もってアッという間に家の周り全体が雪に囲まれてしまいました。それから暫くして夕方になった頃、今度はお子様たち待望の明日の学校のお休みが発表されました。おしまい。(笑)
裏庭も一時間でこうなりました
せっかく咲いた梅の花もこれで落ちますね、、、
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2013年3月24日日曜日

NCAAトーナメント

案の定と言って良いような試合運びでの二回の戦いが終わった。
NCAAトーナメント一回戦を46点差の記録的な点差で破り、次の二回戦はミシガン相手に25点差のこれまた大差で破れました。これで二年連続トップ32止まりです。
このトーナメント直前にチームを去った7フィートのセンターを欠いた事はハッキリ言って無念と言うか、何で今?と言う感じで心に波が立ちまくったのですが、それはスッパリ忘れて無かったものとしてトーナメントに突入しました。しかし、以前から解っているように、我々のチームは「いつも」寸足らずのところがあって、防御的なチームに立ち向かう時に常に苦しい試合運びを展開させられます。
二年前のバトラーしかり、昨年のインディアナもゼラーの存在に四苦八苦。今年はミシガンの電信柱の前に立ち往生でした。我々の所にはいつもまともなセンターが居ません。それを、パワーファワードが補わなければならない為に、ファウルトラブルに巻き込まれるか、それを避けて相手の電信柱に点を入れさせるかの二者択一となる訳です。
リバウンドが取れないバスケットほど苦しいバスケットはありません、相手にポストの下で好きなようにバスケのヘタクソな只デカいだけの木偶の坊にボールをとらわれる悔しさは本当に歯ぎしりが出そうなほどです。
来年からは我々のチームにも凄い新人が次々に登場しますが、背の高さを補えるだけの大物が来る事を心の底より期待しています。もしその夢が叶ったら、我々の所は間違いなく次の次元へと量子跳躍出来るはずです。w
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2013年3月22日金曜日

やっと税務処理終了

遂に、遂に終了しました税務処理。w
ネット上のソフトウェアのバグに起因する実に単純、しかし解決不可能な重要項目のエラーの為に滞っていた税務処理がTurbotaxの遅れて支持された「原始的」な方法を用いる事によって何とか解決しました。
原始的な、、、というのは実にアナログな方法でして、要するに近くのWalmartまで赴いて、箱売りしているTurbotaxのCDを購入し、それを用いてゼロから入力をやり直せ~!というもの。(笑)ホンマ役立たずのサポートさん達です。
どこが結局根本的な問題だったかというと、自分の子供達を親である私がdependentとして処理できないというものです。一番上の子は18歳なので、その権利は失っていても仕方ないんですが、16歳の息子と、13歳の娘は当然のように私が扶養しておりますので、彼らは被扶養者として税務処理時には当然それなりに収入からdeductibleな数字として引き算が為されます。(ここ何年かはは知っている範囲でずっと一人につき$3,800です。)それが認められないと、逆に税金を既に払っている分に追加して支払わなければなりません。w
本来は我々の場合、この時期数千ドル(といっても、大きな千ドル単位ではないんですが~w)のrefundが戻ってくるのが通常なので、払うか貰うかでは天と地ほどの差です。
実際にCDからインストールしてエッチラオッチラ入力して行きましたが、書類を引っ掻き回しながら全部の項目を丹念に入念に入力していっても、全ての必要書類さえ事前に揃ってさえいれば、のんびり入力してもまあ3時間といったところ。
実際に、終了してe-fileでネット経由で送信したところ、約20分後にはfederalの方からアクセプトの返事が来ました。ヽ(=´▽`=)ノ まあ、stateのほうは通常最大でも3日くらいで返事がありますし、こっちの方は連邦のに比べれば払い戻しの額も(僕の場合)1/10位なのでまあ、気長に待てます。
さてさて、やっと肩から一つの荷物を下ろせました、、、。
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JSPS(学振)ミーティングin Washington D.C.

今日は朝から他のラボのY先生と一緒にワシントンDCで開かれたJSPS(日本学術振興会=通称・学振)の第二回目のミーティングに行って来ました。
車は特に渋滞に突っ込むこともなく二時間弱でDCの中心部に着きました。一時の予定なのに渋滞を見越して運転してきたのが逆に仇となって二時間も時間が余ったので、JSPSの方に案内された近場のFood courtへ出向き、私はFive Guysのハンバーガーを、Y先生は中華を食べました。
腹が満ちてきたところでJSPSへ帰り、10階のオフィスで準備してきたショートプレゼンの確認をしているところへ、全米各地の大代表の方々が三々五々集まって来ました。旧知の顔あり、初めて見る方有りでしたが、カンファが始まると皆直ちに熱心に討議に入り、どのような方法で全米各地の日本人科学者がコミュニケーションを取るのかという事に関して熱い議論が交わされました。
ハーバード、シンシナティ、USC、コロンビア、ホプキンス、VCU、NIH、U-Pennその他の大学、インスティチュートからの報告や意見が多々出ましたが、数時間という如何せん限られた時間ではなかなかカチッとした輪郭を浮き出させることは出来ず、5時前にNIHに向かわねばならない仕事もあったため、我々自身は夕食会の方には出席できず残念でした。
しかし、今回も参加して感じたのはやはり人と人が顔を合わせて話し合うというのは素晴らしいなということでした。時代も変わり、ビデオカンファも普通にできる時代ですが、やはり「相手の息遣いを感じながら本題で無いことも含めて、face to faceで話せる環境」は貴重だな~という想いを強くしました。
JSPSのサポートを受け、JSPSというハブを持った状態でネットを通じた日米間の科学者の複雑なニーズを汲み取っていくような仕組みを構築出来れば、それは今後のサイエンスのためには素晴らしいポジティブファクターとして発展していくことだろうと容易に想像出来ます。
この会合、もう少し各大代表間のやり取りを密にして、細かいウェブの仕様書を策定することが喫緊の課題だなと思いました。JHUから参加された方の友人にGoogleに勤めている方が居るらしいので、その方にどの程度の支払い額でそのようなサイトのデザインと維持ができるのか聞いてみるとの事でした。期待して待とうと思います。
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2013年3月21日木曜日

サイコパス接近

いつもの基地外ポーランド人PIが、ある出来事を機に再び私に接近しようとしてきています。
彼女の所に居たポスドクが居た堪れなくなり、遂に彼女のラボを去ることになりました。その上で、何と私に対して彼女のグラジュエイトの学生が行う細胞実験を手伝ってくれと言ってきたのでした。
まあ、この手の実験というのをされた事の無い方には「それで?」という感じの方が多いのかもしれませんが、基本的にPIというのは互いの実験には干渉せず独立しているもので、自分が出来ない実験というのは十分に相手と話し合った上で、予想される論文の内容も理解した上で慎重に相手に仕事を依頼するものなのです。
この基地外オバサン、私をテクニシャンかなんかと勘違いしているようで、私の居ない時に自分の学生を伴って私の隣のスコットランド人PIのところに来て、私を探していたようです。クワバラクワバラ!(笑)
こういう人とは「物理的に」距離を保つのが唯一の正解。受容体のないものに幾らライガンドを加えても何の刺激も起きないのです。文句をいうだけ無駄!ということですね。w とは言え只管逃げまわるのも限界があります、周りの人間達は私だったら、、、と言う感じで、いろいろとブチ切れた言葉を吐いてくるのですが、成るべくそうしないようにこのサイコパスにはお引取り願える方法論を考えたいと思います。w
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2013年3月20日水曜日

アメリカ人の責任感

昨日の続きなんですが、案の定TurboTaxの担当者からはナシのつぶて。(笑)
まあ、100%そうなるだろうと思っていたので怒りも何も有りません。こういう人達が私の知っているアメリカの平均的な労働者ですから。悪い意味でのアメリカ慣れですね。
この国も最初に来た頃は日本との通常のサービスレベルの「余りの質の違い」にカッカ、カッカときていたのですが、ラボのボス(その人はアルゼンチン人)から諌められて以降はもうほぼ諦め状態です。
実際、逆にこういうサービスや責任感という意味では日本の質が飛び抜けて高いんですよね。そういう意味では自分が特別な国から来たのだということを何度も何度も繰り返し再確認させられる日々がもう15年も続いていることになりますか、、、。w
無料の笑顔、丁寧な物腰、よく練られたマニュアル、多くを一人で熟す技能、一人の担当が持つ大量の商品知識、顧客に対する応対のスピードと正確さ、、、今となっては夢物語のような世界ですが、日本に居た頃にはそれが余りにも当たり前で、この国に来て極(ごく)希にそういう事に出くわすとかえって背中に電気が走るほど感動することがあります。
この国に来てよく判ったことは、この国ではトップの「猛烈に出来る」優秀な人間達がカチッとしたシステムを作り、それに残りの人間がタダ乗り同然で乗っかって前に進むというものなのだと言うことでした。そのシステムは何重にもfail safeが働くようになっていて、かなりの阿呆が間違って犯す間抜けな失敗でも、よっぽどの事がない限り、システムの枠内で処理される所謂「想定内」の処理として対応ができるようになっていて、それでもそれに従えない人間には、これまたオートマチックに処理される法律による対応システムができてるという状態です。他人種、多国籍の人間の寄り合い所帯ではそれが最も効率的なのでしょう。
この感覚は、特に国政においてトップが阿呆でも分厚いその下と中間層の平均的能力がとてつもなく高いので、全体としては無難に物事が前に進む日本と、先ほど書いたように猛烈に優秀なトップが雲の上で凄いものを前もって作って、それに皆が乗れるようにするというこの国ではどうしても色々と日常目にする経験が異なってくるわけです。
更に言えば、残念ながら、そのトップ同士の戦いでは(特に政治における論戦では)かなりの確率で日本側が押し込められるのは「政治の世界」におけるトップの質の有り得ない程の差によるものだろうと思われます、、、。
科学では一概にそうは言えないと思うのですが、、、如何でしょうかね、、、。(と言うか思いたいのですが)
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2013年3月19日火曜日

TurboTaxの問題

今まで起きたことのない問題がウェブ上の税金処理システムで起きて困っています。システム名はTurboTaxというもので、今まで十年近く何の問題も無しで使ってたんですが、、、。
通常、私は税務処理をウェブのこのシステムで済ませます。まあ、商売してたり副収入が有ったりなどということがないので、収入と支出の経路が実に単純なんですね。だから、ネットのシステムに問われるままに入力をしていけば通常それでアッという間に終了、それがだいたい1月の末から2月の頭のはずなのですが、、、。
今回ばかしはそう行ってません。何故かと問われれば、どうやらシステムのプログラム上のトラブルなんです。何が起きてるかというと実に単純なんですが、それがIntuitのシステム担当の人間の誰にも今のところ解決できていないのです。
私の方でチャットで状況を逐一説明をしても、「そんな筈はない」の一点張りで来たので、私の方も大概のところ頭に来てしまいました。埒のあかない馬鹿野郎に対して、こっちのシステムを覗く事ができるシステムを使って相手に私のデスクトップにリモートで入ってこさせました。と同時に相手は電話で私と直接電話で会話開始です。
私の勝負はここからです。(笑)相手が私の言っていることを疑っていたので、先ずは先ほどの標準手順をネットの向こうの相手に自分でさせました。そして最後にコンティニュー・ボタンを押してもらうと、、、。相手が一言言いました。"Impossible!"そんなの昨日から何十回も言ってるだろうアホ!と、言いそうになるのを抑えて"Welcome to my world!"と皮肉を言ってあげました。w
結局、あちこち弄り回したりした挙句、上司にも相談したり周りの人間にも相談したようですが、解決できなかったようで、ASAP(可及的に速やかに)返事をするということで切り返してきました。そこで、ASAPって何時間以内?と念のため訊いたところ「24時間以内」と言って来ましたので、まあ良しと言うことで、明日を待つことにしています。
しかし、全てロジカルに入力したうえでこのような事が起きるなどということではシステム全体の信頼性にも少々「?」という疑問符を付けざるを得ませんね、、、。
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2013年3月18日月曜日

昨日は大学の日本人の仲間と夕食を一緒に、、、

昨日の夕方から夜にかけて楽しい夕食会が有りました。
他のラボの日本人の先生とその奥さんと子供さん二人。もう一人も別のラボの研究者で、彼も日本人です。オール日本人で気の置けない時間を過ごしました。
娘さん二人は2歳と4歳の本当に可愛い盛りで、二歳の子は未だヨチヨチ、四歳のお姉ちゃんは言葉が丁度「自分語り」として大爆発する感じの年頃で、到着するや否や次々と自分のお話お爺ちゃんのお話などを繰り出して笑わせてくれます。下の子も最初は年齢相応にお母さんにベッタリだったのですが、自分の周りの犬や猫に興味を持ち始めたのをきっかけに家の中をヨチヨチ歩きまわり始めてくれました。
自分達がこの年令の子供達を育てていた頃の記憶が瞬間的に戻ってきて、思わずその子供達と遊び始めてしまう私でした。w 下の娘も上のお姉ちゃんと一緒に遊んでいました。やっぱりこの年頃の子供達は天真爛漫、それにご両親の育て方が良いのでしょう、本当に優しい性格の子供達でした。
その合間を縫って我々大人は大人で次々にビールの缶を開けていったのですが、話が面白くて何だか飲んでいる事自体を忘れてしまうような状態でした。w
いやあ、腹を割ってあれやこれやと話せる日本人同士の会話は本当にリラックスできるものですね~!
最後になりましたが、A10ファイナルの方は決勝でレギュラーシーズントップのセントルイスに負けてしまいました。しかし、この試合自体は我々のHAVOCスタイルを見せつけた良い試合でした。(ただし3ポイントが悲惨すぎて負けましたね、、、。)

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2013年3月17日日曜日

準決勝突破

勢いのついているUMass相手の準決勝は準々決勝同様に激しい戦いでした。
しかし、結局は相手を撃破。UMassの天才的プレーヤーChazz-Williamsとの激しい競り合いがありましたが、結局は抑えきって勝利を手に入れました。何と言ってもその勝利の要は3ポイントシュートを三連発で沈めて点差を文字通り「一気に」縮めたTroy Danielsでした。
明日の決勝戦に向けての準備は整っているとは思いますが、どちらに転んでも易しいものでないことは明白です。相手のチームにも綺羅星のごとく良い選手が居ます。それをどう止めるのか、どういう試合になるのかそれが今から楽しみです。
もう間違いなくNCAAトーナメントの方はロックされた状態で出場は確定しているので、後は何番目のシードになるのかと言うとこだけが興味の焦点ですね。
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2013年3月16日土曜日

J-RAV四回目の講演会・A10での手堅い勝利!

今日はJ-RAVで横浜出身のY先生の手によるABC transporterに関する講演がありました。
アメリカに来て短期間で実によく仕上げられた良い仕事で、かつ日本でこれまでやってきた仕事とこちらに来ての研究内容が融合して近未来的にも臨床的に使えそうな面白い内容になっているものでした。
今まで発表された先生方、全員内容が充実していました。これだけ充実していると、今後フォローされる先生方もこう平均値が高いとキビシーですね~!w それにしてもこういう傾向は我々リッチモンドに住む日本人研究者達の為には良いことですので、今後共、こういう感じが続いてくれることを心から期待してます。
さて、今日はA10カンファレンスのquarter finalでした。相手は強豪Saint Joseph。既に、昨日あの強豪Xavierを破っています。試合は実際に結構な接戦で、最終的には勝ちましたが強豪であることは間違いありません。ところが、この接戦の内容というのが良くなかった。それというのも酷い質の低いレフェリングで、このA10というカンファに入ってから何度も感じていることなんですが、なんでこの重要な場面でこんなレベルのレフェリーを全国ネットで投入してくるのか、、、orz という感想しか持てない状態でした。
後は最後の一分間の、タイムキーパーの酷さもこの試合で目立ちました。やっぱり試合のコンテンツの質が「素晴らしい」と言われる為には裏方がネガティブな形で目立つようなものは最低ですね、、、。
この試合、取り敢えず勝ったからいいようなものの、ハ~という残念な溜息しか出て来ませんでした。
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2013年3月15日金曜日

大学生の娘の春休み・スマホのナビは信頼出来る!

今日は朝から明日の実験の仕込みを大急ぎで済ませました。
というのも、昼からボルチモアへ上の娘を迎えに行かないといけないからです。殆どの他の大学では先週末にはもう学校は休みに入っていたはずなのですが、何故かJHUは何時も一週間遅いのです。長く授業をやってるということなんでしょうが、土曜も授業が入っていてその後やっと休暇をとるという手筈が通常なので、今回は木曜に帰宅という通常では有り得ない幸運のようでした。w
とりあえず昼に車に乗り込み、ボルチモアへ向かったんですが、途中で一緒にスイッチを入れて車のGPSと比較しながら走っていました。2つの異なったシステムは大体同じ道を指示してくるんですけど、アメリカの標準的なカーナビではそこまでリアルタイムで道路状況を反映した指示を出してくれないので、時に工事渋滞や事故渋滞で何じゃこの状況?と言うことになってしまいます。そこで昨日はスマホとカーナビで良いトコ取りをしながら走りましたが、結局後になって考えてみると、全面的にスマホのナビを信じたほうが良かったですね。
途中で変に良いとこ取りをして走ろうとしたら間違ってもう少しでNSA(アメリカ国家安全保障局)の正面玄関に着くところでした。蜂の巣にされるぜ~!クワバラクワバラ。(笑)
少しくらい遠回りになるような気がしても、結局はスマホの渋滞情報優先のルート回避機能が勝って、元々の予定コースを走った場合に比べて何分得をしたということまで教えてくれます。この機能、実はグーグルじゃなくてイスラエル発のソフトであるWAZEです。私はこのソフトのiPhone版を使ってますけど、ホントに便利極まりないですね、、、。毎日このソフトをオンにしてラボに来る道、家に帰る道に事故、渋滞、工事区間、ネズミ捕りの警察が居ないか確認してます。w
さて、ボルチモアに着くと何と娘のルームメイトの女の子であるカリフォルニアの子が勉強していて、私の到着を緊張して待っていました。何も緊張することなど無いのに、やはり友人の家族などと会うのはそういうもんなんですかね。娘から話には聞いていましたが、異様に脚の長いスタイルの良い子で、改めて見て驚きました。やっぱ遺伝子レベルで違うな~と。w
綺麗な顔立ちのユダヤ人のこの子は将来弁護士になりたいのだそうです。お父さんがUCLAの教授らしいのですが、将来僕自身が逮捕されるような何かをしでかしたらこの子にでも助けてもらいましょうかね。(笑)
帰りがけはいつもの様に301経由で、スムースに帰ることが出来ました。家には7時半頃について、大量の荷物を下ろしてすぐに夕食をとりました。ああ、疲れた。
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2013年3月13日水曜日

間違って覚えたこと

誰にでも有ると思いますが、、、小さい頃に間違って記憶してしまってそれが相当な年齢になるまで訂正される機会が無かったりしてちょっと恥ずかしい気持ちになったり、こころの中でコッソリ「エエ~??」と思ったりした経験。
私の場合は歌の歌詞でした。学校だったかどこかで聴き覚えた「赤い靴」の歌詞を小さい頃に知っている、当時理解できた単語で置き換えていたというものです。詩の中で「赤い靴履いてた女の子~、異人さんに連れられて行っちゃった」と言う部分、ここを「赤い靴履いてた女の子~、ひいじいさんに連れられて行っちゃった」と中学生くらいまで信じていました。w
相当間抜けですが、この話を隣のPIにしたところ、スコットランド人の彼にも同じような経験があり、それは単語だったり歌だったりとほぼ同じような体験が有るようです。小さな頃に間違って覚えたこと、コッソリ訂正できるような「間違い発見の体験」だったら良いんですが、それが公衆の面前で、しかも思いっきり顔が真っ赤になるような大きなかつ根本的な間違いだと気づいた時というのは、、、やっぱり顔に火がつくのでしょうか。(笑)
さて、この「赤い靴」が野口雨情の作詞によるものだということはかなり広く知られる所ですが、この物哀しい童謡の裏には更に衝撃的な真実が隠されていることを御存知だったでしょうか。私は知りませんでした。テレビや雑誌などで紹介されたこともきっと何度かあったのでしょう。しかし、今日このことをブログを書く時に少し調べて初めて知りました。本当に哀しい話だったんですね。と、ここまでは良いのですが、これには定説・異説が入り乱れておりまして実際にその論争をウィキでトレースしてみると、真相は多分闇の中なんだろうかなということですが、このきみちゃん説、そしてその子の行く末がどうなったかという話、本当に気になるところです、、、。
それにしても、野口雨情をこうやって改めて調べてみると優れたものをいろいろと残しているんですね。
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遂に実現

発表されたこのコンテンツ
私個人としては遂に発動される脱税防止装置という認識があります。公共サービスのスピードアップと利便性の向上を図るために導入されるこの制度、多くの反対賛成の紆余曲折を経て遂に実現の運びとなりました。
反対派のメインの理由は個人情報の政府による一元管理が国民の管理強化を促す元凶となるというものですが、どう考えてもある程度の電子化は必要不可欠。特に金にまつわる種々の行為と医療、社会保障は間違い無くこれに連動した記録として残されていくでしょう。一体どの情報をこの番号に「何を絡めていくのか」そして「その情報の入力時の誤った情報をどう改変できるのか」等、マダマダ実務レベルで詰めていくことが山のように在るような気がします。まあ、有能な行政の人間達がカッチリとしたものを作ってくれることを期待してます。
しかし、大多数の「普通の日本人」にとっての実質的な問題は、21世紀になってハッキングという行為が当たり前になってきたことでしょうか。行政の人間による覗き見やその他の行為は、20世紀的な環境でもアナログの状態でも極普通にあって犯罪もしくは罰則行為としてよく紙面を賑わしていましたが規模は所詮散発的で小規模なものでしょう。ところがこれが21世紀になると、この前韓国で起きたような国民の7割に当たる3500万人の情報が抜き取られるような事態が起きることになります。
果たして、このサイバー戦争に「ほぼ」無防備といって良い日本にこれらの情報を守り切るだけの実力、準備があるのかというと実に心もとない限りです。この制度に関する良い解説がありましたので、ここにリンクを張っておきます。
初期投資3000億、年間維持費200-300億とのことですが、それに見合う投資効果を発揮してくれることを期待したいものです。取り敢えずもう一つ、日経にあった韓国でのこの手の番号制度の短い解説ですが、余りにも全ての情報を結びつけすぎて何の自由も無さそうです。これは幾らなんでもやり過ぎのような気がしますね。
韓国の住民登録番号は、出生届けを出すと同時に政府が発行する13ケタの個人識別番号だ。13ケタのうち6ケタは生年月日。これに性別、生まれた地域などを表す7ケタを加えてつくる。住民登録証には写真、氏名、住所、住民登録番号が書いてある。  住民登録番号は、戸籍や住所の変更、医療、保険、年金、金融商品や不動産、自動車の取引、税金、教育、徴兵、出入国などすべての行政サービスについて回る。国民が生まれてから死ぬまで、すべての個人情報を一つの番号で政府が管理する。
妥協点というのはどこなのか、これからもフラフラしながら色々と改編されていくんでしょうね、、、。
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2013年3月11日月曜日

あれから2年

東北大震災という未曾有の災害が日本で発生して今日で二年。
当日、臨床の待合室の前においてあるテレビに映し出される全ての番組で日本の大災害の様子をライブと録画で繰り返し繰り返し流していました。その前で立ち止まって思わず涙したのが機能のことのようです。
当時被災地と日本全体でどのような状況で情報が求められていたのかを示すビッグ・データの解析結果が出されていました。この時、東北がどれほどダメージを受けていたかが数字で如実に示されていますね。(被災に対するヤフーの継続的支援の全体像に関してはここに載っています。)
この時、誰にも代わることの出来ない大活躍をしたのが自衛隊とアメリカ軍でした。この時ばかりは左翼の屑共は流石に出番が無かったようで、反原発で勘違いキャンペーンに出てきた山本太郎の登場を待たねばなりませんでした。記号に無条件に一定の反応する人達というのはどこにでも居ますが、右翼も左翼もどうしてその間の妥協点というのが見えないんでしょうかね。
ともあれ、あの日の自衛隊の活躍を記録したサイトが有りましたのでここにリンクを張っておこうと思います。
あの日、二万人以上の罪もない老若男女が突然亡くなり、未だに自分の住んでいた所に帰ることすら夢想できない人達も沢山いるという現実はやはり阪神淡路の時のようにダメ政権が居るときに限って振りかかる国難の尻拭いを国民自身がさせられるという嫌な思い出を再び呼び起こしてしまいます。
この組織以外に日本の大規模緊急事態に即応できる組織が他にあったら誰か教えてください
阪神淡路、東北大震災、そして未だ来ていないだけで確実にやってくることが予想されている南海トラフ系統の三連発の地震。特に南海トラフの三地震を併せると死者の合計は推計で30万を超えると言われています。3万ではなく30万!この未曾有の東北大震災で2万でした。30万という数字とそれに伴った各種インフラの崩壊は日本に何をもたらすのでしょうか。その時は来ます。しかし備えが有るのと無いのとでは大きく違うはずです。
日本という地震列島に住む以上、決して甘い方の予想に合わせること無く、厳しい方の予想にきちんと合わせた災害準備を行いその日に備えるしか無いでしょう。
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夫婦で掃除に対する感覚がまるで違うと、、、w

カレッジバスケ。まるで、どこかで見たような既視感の有る負け方をしました。
A10レギュラーシーズンの最終戦である、対テンプル戦。この試合、負けても二位、勝っても二位というモチベーションの低い試合でしたが、テンプルの方はアウェイかつ相手のシニアナイト。
試合を見ていて、審判の酷さもさることながら、我々の試合運びも「なんじゃこりゃ?」というようなモチベーション、戦闘意欲の低さ。w
こんなんで勝ったら、それこそA10の名が廃るというくらいのものでしたから、負けて当然です。昨年のNCAAでインディアナ相手に負けた時そっくりの試合運びでした。最初は大差で買っているのに、どんどん詰め寄られてなすすべもなく最後は負ける。VCUがやられる時の必敗パターンに見事にハマったこの試合。チームリーダーのシウスの試合後のコメント以下のとおりです。
Senior Darius Theus
  • "We're all disappointed in how we played today. We've done some great things throughout the year, but the bottom line is we didn't today. We weren't good enough and that's not acceptable with our team. We have to look ourselves in the mirror and really get back to what we do as a team, we need to get back to VCU basketball. That's what we'll do this week before we head up to Brooklyn."
その通りですね。
さて、試合は最後の最後まで見ずに、先日来の雪で汚れてしまった車の掃除と相成りましたが、この掃除に使うためのホースの部品を買い忘れていたため、仕方なく嫁さんの車の室内清掃となりました。ここで室内にバキュームをかけて掃除を始めたのですが、やはり嫁さんと私の「掃除という行為」に対するキャラの違いが出てしまいます。
嫁さんは頻繁に掃除をするのですが、ディティールに神経質にこだわるタイプではありません。私はといえば、頻繁には掃除しないのですが、一旦始めるとディティールに徹底的に拘るタイプです。まあ、職業病と言いますか。(笑)
さて、話は車の掃除に戻りますが、嫁さんがバキュームを終えたところには「私の目から見て」信じられないほどの塵芥がマダマダ見えるわけです。その連発だったので、もう私が率先してクリーナーを使ってバキュームする方式に変更。マットを持ち上げあちこちをめくり、とにかくどこにも何もないようにしてから最後に内装のプラスチック部分をみがきあげて一時間半ほどで終了。仕上げには嫁さんも満足したようですが、一言、嫁さんが私に「任せた!www」と言ってギブアップしてしまってお終いというのがしんそうでした。
まあ、掃除というのはどちらかがやりこんでどちらかがそう気にしない位のほうが喧嘩もなくて夫婦円満で良いのかもしれません。こういう私も昔はよく実家の母親にガンガン怒られていたのですが、、、。(そう言えば、実家の掃除は、ロボットが住むんですか?というくらい味気なくなるほど綺麗に掃除する綺麗好きの親父でしたが、母親はそれを飾り付けのセンスが無いといって嫌っていましたね~。w)
四角い部屋を丸く掃く嫁さんのほうが「それに慣れてしまえば」血圧も上がらず気楽かもしれません。しかし、夫婦ともどもだらしなかったり、逆に夫婦ともどもギチギチに掃除好きだったりすると子供はどうなるんでしょうね、、、。
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2013年3月10日日曜日

高校合格・研究仲間達とパーティ

今日は良いことがありました。
実は昨日各高校から発送された合格通知書がもう今日には届いていたのでした。下の娘は3つの違う校区に在る高校を受験し、家のすぐそばにある地元の高校には行きたくないと言っていました。この3つの高校は一つは上の娘の通っていた人文系のマグネット・スクール。もう一つは理数系のマグネット・スクール、最後の一つはリッチモンドのど真ん中にあるガバナーズ・スクールと呼ばれる高校です。
正直言いまして、我が家には二人の子供を私立の高校に通わせる余裕は無く、(一人でもまず無理ですが!w)どうしても公立のシステムに頼らざるを得ないので、娘よりも実のところ「親のほう」がホッとしています。このエリアにかぎらず、アメリカではやる気のある子を掻き集めて公教育としてサポートしてくれるシステムが整っていて、これに対しては税金をガンガン使ってくれるところが本当に有り難いです。
最後のガバナーズ・スクールというのは今月のかなり最後のほうまで結果が判らないのですが、今書いた2つの学校には受からなくてもここには入ったりする子も居ますので、アメリカらしい「挑戦第一」システムですね。まあ、この学校の方は本人はくじ引きくらいに思っているみたいなので、取り敢えずは2つの学校に受かって一安心くらいに感じているようです。
さて、今日は夕方過ぎから同じ大学の研究仲間である日本人の若手研究者達の二家族を家に呼んで食事会を開きました。奥さん方もまだまだお若くて嫁さん自身も「若いね~!」と感心していましたが、何よりもこの二人の若手研究者と酒を飲みながらざっくばらんに話せたことが大変面白く有意義な時間でした。食事を始めてからアッという間に5時間経過してしまいました。
女性陣は女性陣で勝手に話が盛り上がっていたようですが、何を話していたのかは不明です。w我々自身はそれとは全く関係なく真面目な話をしていましたので、それらに加わる機会はありませんでした。彼らはアメリカにスムースにアダプトしている人達です。NIHに居た頃によく見かけたような、海外生活に全くアダプト出来ず本当に精神的に参ってしまった人達を男女ともに沢山見て来ましたので、彼らのように研究生活、日常生活共に上手くいっている人達を見ていると嬉しくなりますね。
また彼らと美味しいお酒を一緒に飲む機会を必ず持ちたいものです。
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