2012年9月6日木曜日

怒りのレビュー

最近ずっと某雑誌のレビューワーをしているんですが、アジアの某国(世界最大の人口を誇るアノ国です、ハイ。)からの論文レビューが突出して多い。本当に嫌になるくらい多い
正直申しまして、レビューしていて読み応えのあるデータでかつ新発見を含んでいるようなものであれば幾らでも「喜んで」引き受けるのですが、この国の中から出てくる論文が「残念賞」レベルに留まっていることが明らかなものが非常に多いんですよね。
その結果、読んだ後で、色々と関連文献も含めて自分の知識のエンハンスメントは出来るんですが、英語はproofreadingさえ一度もされていないようなのも多いし、一つの論文にワラワラと名前だけは十人ほど載っている割にはトンデモなく酷い間違いが、記述内容であれフィギュアであれ、あちこちに見られるといった具合。勘弁して下さいという気持ちを必死で抑えつけながらREJECTの評価を下し、その理由を丁寧に述べてあげるんですが、最近は「連中の魂胆・作戦」が判ってきたというか、、、。
何度も何度も文言だけを変えて実験はせずに出し直してきて、こちらがギブアップをするのを待っているかのようなグループも「頻繁に」あります。無論再REJECT!再々REJECT!!(笑)
更には、実験の中身を分割して一報分の中身を二、三報分に薄めて恥知らずにも子引きの文献としてエンドノートで入れてくる奴らもワサワサ居る始末。お前らの国の科学倫理教育はどうなっとんねん?エディターもいい加減自分の判断でこの手の連中のレビューにレビュワーの時間を取らせること無く一回で弾き返せ、と言いたいですよホンマに。orz
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