2011年10月22日土曜日

事故死

毎年毎年、家の近くにある幾つかの近隣の高校で、免許をとったばかりの子供達が事故死でこの世界に別れを告げている。
大きなニュースになただけでも、数年前は三人乗りのトラックで全員死亡、昨年もある高校で一人死亡。そしてその同じ高校で本当に一週間ほど前にまた男の子が死んだ。然し、さもありなんと思う。朝な夕なの通勤時間、帰宅時間に遭遇する若い運転手達の様子を見ていると、実に周りの人間達が避けてくれているからこそ事故が起きないのだというような運転をしている。帽子を目深に被り、マスタングに乗って急発進とテールゲーティング、車の間を縫うように走っているのだからそのリスクたるや、、、。
実はこの前亡くなった子は娘の友人も知っている子だったのだそうだ。学校全体がショックに覆われているという、それもそうだろう、去年そして今年と立て続けに仲の良い友人が車の事故で死んでいくのだ。彼らの仲間内では「この学校は呪われている」等と実しやかに話し合っているそうだが、間違ってもそんなことは無い。単純な遵法意識と運転技術の欠如だろう。
年上の我々に出来るのは嫌われようが疎まれようがしつこく繰り返す交通安全教育しかない。友達を悲しませず、親兄弟を悲嘆のドン底に落とさないためにも安全教育を繰り返していくのは永遠に年上のものの責務だと思う。

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