2010年8月23日月曜日

地に落ち果つるマスゴミの矜持

「元々ゴミに期待する方が間違っている」というのは知っていても、子供には繰り返し教えてやらなければならない大切な真実がある。それは「テレビや新聞のニュースを決して事実として頭から信じてはいけない」ということ。何を持ってそう言うかというのは、まともな大人なら誰でも既に知っていることで、ここでも繰り返し書いてきたので、さらなる多言は費やさない。
今回の官房機密費がどこにばら蒔かれたかという、民主党が自ら開けたパンドラの箱に関する追求のあたかもこの世に存在せぬがごときマスゴミのスタンスは、報道各社にとってその流す素材の選定の時点で既にとんでもないバイアスがかかっていることの雄弁な証拠なのだ。更にこのレを報道したとしても更に今度は記事を書く人間の知性、知識、能力そして思想的背景がこれに追加のディストーションを加えるのだから最初に太字で書いた事が意味することは自明というものだ。更に言えばここには新聞記事の編集主幹のバイアスと、新聞社の立ち位置というものが追加的にこれを歪めてくるのだから何をか况んやというもの。日本に限らず、世界でもこんな事は日常的なことなのだから、子供たちに口を酸っぱくして繰り返し言うのは上に書いたようなことなのです。取り敢えず成人としての正しい判断が出来るまでは基本的な注意事項をこうやって繰り返し教え込むのは大切な事だと思います。この事は別にニュースに限らず、本でも一緒です。ただ、最近娘達が、結構この手の教育が行き過ぎたせいか本を読んだ後、ドラマを見た後の批評が、年齢とはちょっと離れたズバリとナイフを立てるようなものになっているのがちょい気にはなるのですが、、、余り多くを求めすぎるのは贅沢です。
多くの人が、一つの物事やデータをあらゆる方向から眺める人になったら、インチキ勧誘やカルトに騙されるチャンスは激減すると思うんですけどね。そうはいかないのがこの世の常。それでも哲学的に正しいと思えることを継続的に啓蒙するのは大切な事だと私は信じています。

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